英国人ならではのこだわりが詰まったソファ


Londonから車で北へ4時間ほど走ったところにPrestonと言う町があります。
そこに、50年以上続くソファーのメーカーがあります。

熊本店店長と福岡店店長が4月に訪れました。





新しいく発表されたばかりのコレクションです。
スコットランド地方のハリスツイードの生地を使用しています。
シックで繊細でいながらとても丈夫な生地で
英国のスーツをご存知の方であれば知らない人はないはずです。


こちらは、Duchess Collection

これらのソファーがどの様は工程で作られているか
案内して頂きました。

 

まず革張りのソファーの場合
最高級の天然の牛皮が使用されるため1枚1枚 革職人が型取りをしていきます。
高級なスーツと一緒で型取り次第で仕上がりが
全く違うものになるため極めて慎重に作業をしていきます。

全く自然なままの革のためシワや脂肪の場所によっては
耐久性にも関係してきます。

 

しかも、できるだけロスのでないように
パズルのように型を合わせながら手でカットしていきます。


 

こちらは、柄の入った布張りのソファー用の型取りです。
こちらも1枚1枚丁寧な作業をしていきます。

型どりされた、革や布はこちらのセクションに移されます。
ここでは、そてぞれの型に合わせて縫製していきます。


プロのクラフトマンたちが
1針1針ゆっくりとミシンをかけていきます。


特に角になるろころは4方からミシンが入るためとても気を使うそうです。
しかし、ここがとても重要なところで仕上がりに左右するそうです。


とても、自信ありげなところが印象的でした。


この会社のデザインを担当するユニークなスティーブンさん


お部屋の壁には色々な張り紙が、
ここから、デザインの発想が来るのか?
トラディチョナルなデザインのメーカーだけにその部屋の光景は
不思議な感じがしました。


これからは、ソファーを形作るフレームを加工するラインです。

この板は、スカンジナビア半島で採れたブナ材だそうです。
ブナ材は、粘性がありとても固くて丈夫な材料ですが、値段も高く少ないので
普通はもっとやわらかなパイン材などがフレームには使われるそうです。

しかし、このメーカーは
見えないところでもしつかりこだわっていきます。


木取りをするところです。
ハンドメイドで、デザインに合わせて1つ1つのパーツを
カットしていきます。

 
 



塗装されたあと綺麗に整頓された色々なパーツ。
微妙な、塗装の違いで味わいが変わるため
こういった小さな部品まで自社工場で作るといったこだわり様


シートのクッションの下に使われる、複雑な構造のスプリングです。
このメーカーでは、様々な種類のスプリングを用意しており
デザインや消費者のリクエストによって仕様を変えて使い分けています。


丁寧に巻かれたスポンジは腰掛けるときに肌の触るところ
幾重にも充てられ座り心地を左右する重要な作業です。


ボタンじめも当然 手仕事になります。
この力加減が仕上がりの時、
見た目の美しさと
座った時のフィット感を左右します。


アンティーク加工をする作業工程。
特殊なワックスをハケで重ねて深みを出していきます。
彼らの手先の感覚だけで
革に陰影を加え、あたかも数十年もの時間が経った様な
趣さえ感じさせる技術はまさにアーチスティック。



福岡店店長もしばらくその作業に見入っていました。


仕上げも
丁寧に 丁寧に


こうして仕上げられた製品は入念にチェックされ、
最後に座の裏には工場の責任者のサインがされます。
品質を管理し、消費者への責任が伺われます。
何でも大事にし永く使って暮らす英国人ならではのものへのこだわりでしょう。


そうして、コンテナに積み込まれて
このメーカーの作るソファーを待つ人々の所へと
送られていきます。



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